オールスター競輪2026(松山・第69回)の見どころと予想のコツを徹底解説

第69回オールスター競輪2026(松山競輪場・8/11〜16、17年ぶり開催)の見どころと予想のコツを解説。ドリームレース・オリオン賞、松山バンク攻略、ライン・脚質・決まり手・オッズの読み方まで、車券検討に使える視点を整理しました。最新情報は公式で確認を。
オールスター競輪は、ファンの投票で主役が決まる、競輪でも特別なGIだ。2026年の第69回は、松山競輪場(愛媛県)で17年ぶりに開催される。この記事では、レースの成り立ちと見どころ、そして松山バンクをどう攻めるかまで、実際に車券を組む手順に落とし込んで整理する。出走表・オッズ・結果といった日々変わる情報は公式で確認する前提としつつ、開催回が変わっても使える予想の考え方を軸にまとめた。
オールスター競輪とはどんなレースか|ファンが主役を選ぶGI
オールスター競輪は、競輪のグレード体系で上から2番目にあたるGIのひとつだ。競輪のグレードは、上からGP・GI・GII・GIII・FI・FIIの6段階に分かれる。その頂点が年末のKEIRINグランプリで、GIはそこへ続く一年の中でも大きな節目になる。
では、数あるGIの中でオールスター競輪の何が特別なのか。答えはシンプルだ。出場選手の一部がファン投票で選ばれる。実力や獲得賞金だけで席が決まるのではなく、その年に人気と支持を集めた選手が、ファンの票に押されて大舞台へ立つ。競輪ファンなら、一度は誰かに投票した経験があるのではないだろうか。
もうひとつの象徴が、初日に組まれる「ドリームレース」だ。ファン投票の上位者が顔をそろえる、まさに夢の競演。シリーズの初日から全国区のスターが同じ走路に集まるのは、オールスターならではの光景だ。普段は地区がちがって当たらない者同士が、いきなり初日にぶつかる。この非日常感が、このレースの熱量を一段引き上げている。
グレード体系の中での位置づけ
グレードごとの格と、オールスター競輪の位置を整理しておく。
| グレード | 位置づけ | 代表例 |
|---|---|---|
| GP | 年間の頂点。賞金・成績上位者による一発勝負 | KEIRINグランプリ |
| GI | 最高峰のシリーズ戦。年に複数開催 | オールスター競輪 ほか |
| GII | GIに次ぐビッグレース | — |
| GIII | 各競輪場の記念競輪など | 記念競輪 |
| FI | S級・A級上位による通常開催 | — |
| FII | A級中心の開催で開催数が最多 | — |
オールスター競輪はGIの一角。ここで結果を残すことは、年末のグランプリ出場争いにも直結する。グランプリはその年の賞金やGI成績の上位者から選ばれるため、GIタイトルの価値は一戦の賞金以上に重い。決勝の走りひとつが、12月30日の舞台への切符に化けることもある——そう思って見ると、一走の重みが変わってくる。
なぜファンはこのレースに熱くなるのか
競輪は、他の公営競技と比べても「人」で語られる競技だ。逃げるのか、番手で我慢するのか、後方から一気にまくるのか。選手それぞれの生き方のような戦法が、レースに物語を持ち込む。ファン投票は、その物語への共感を票という形にする仕組みでもある。だからオールスターの出走表には、成績表だけでは見えない「支持の厚さ」がにじむ。予想するうえでも、この視点は無駄にならない。
ファン投票の仕組みと楽しみ方
オールスター競輪を語るうえで外せないのが、ファン投票の存在だ。ここには競輪という競技の面白さが凝縮されている。仕組みを押さえておくと、出走表の見え方が変わる。
投票はどう行われるのか
公式ポータルや専用の受付を通じてファン投票が行われ、上位者が優先的に出場権を得る。ここで重要なのは、「投票上位=そのまま実力最上位」とは限らないという点だ。地元人気、走りの魅力、SNSでの発信力——票には、数字に表れない要素が混ざる。2026年(第69回)の投票はすでに受付を終え、結果も発表済みだ。誰が票を集めたのかは公式サイトで確認できる。
2026年はドリーム9名・オリオン賞に投票結果が反映される
第69回では、ファン投票の上位9名がドリームレースに、10〜18位のメンバーがオリオン賞レースに出場する予定だ。初日から、ファンが選んだ顔ぶれが二つの特別レースで走ることになる。出走表が出たら、この2レースの並びをまず眺めてみてほしい。その年の「支持の地図」がそのまま走路に並ぶ。
ドリームレースという初日の主役
ファン投票上位者が集まる初日のドリームレースは、シリーズ全体の空気を決める一戦だ。トップ同士が早くもぶつかるため、ここでの結果や脚の状態は、その後の勝ち上がりを占う材料になる。
ただし、ドリームは「お祭り」の側面も強い。初日から全力の消耗戦になるとは限らず、選手が本当の勝負駆けを見せるのは準決勝・決勝という展開も珍しくない。初日の着順だけで最終日の主役を決めつけない。ここは何度でも言いたい落とし穴だ。オリオン賞レースも同じで、票の順位がそのまま着順になるわけではない。あくまで実力と展開で読む。
ガールズケイリンの注目レースも見逃せない
オールスター競輪では、ガールズケイリンでもファン投票が行われ、人気の女子選手が大舞台に登場する。ガールズケイリンはラインを組まない個人戦が基本で、男子とはレースの質が大きく違う。先行争いよりも、個々のスピードと位置取り、最終周回での仕掛けどころが勝負を分ける。
予想の観点でも、男子の「ラインを読む」発想はいったん置き、各選手の脚力・近況・スタート位置をまっすぐ比較するほうが向いている。人気投票で選ばれた注目選手が実力どおりに走るのか、それとも伏兵が飛び込むのか。男子とは別の面白さがあるので、両方を追うとオールスターを二倍楽しめる。
2026年(第69回)の開催概要|松山競輪場で17年ぶり
2026年のオールスター競輪は、第69回として松山競輪場(愛媛県松山市)で開催される。松山でのGI開催は17年ぶりで、地元・四国のファンにとっては待ちに待った大舞台だ。会期は8月11日(山の日)から8月16日(日)までの6日間が予定され、最終日にシリーズの頂点となる決勝が組まれる。

なお、公式サイトによると、今大会はスペシャルアンバサダーに白濱亜嵐さんと山之内すずさんを起用し、競輪ファン以外も楽しめるイベントも多数用意されるという。GIは「予想して買う」だけでなく、現地で一日を過ごす楽しみもある開催だ。
ただし、日ごとのタイムテーブル、出走表、オッズ、そして各レースの結果は刻々と動く。これらの最新情報は、次の一次情報で確認するのが確実だ。
- 第69回オールスター競輪 公式サイト・KEIRIN.JP — 開催日程、出走表、ライブ・結果までそろう
- 松山競輪場の公式サイト・SNS — 現地の開催概要やイベント情報
- 主催・関係団体の発表 — 各節の勝ち上がりや変更情報
レースの流れを知る|勝ち上がりと日程
GIは数日間の開催で、予選から勝ち上がって決勝の舞台を目指す。おおまかな流れは「予選 → 二次予選(選抜)→ 準決勝 → 決勝」だ。日数や細かな方式は開催回によって異なるため、正確なタイムテーブルは公式の出走表で確認してほしい。
予想の観点で大事なのは、日が進むほど相手が強くなり、展開が締まるということ。初日・2日目は力の差が出やすく、格上が順当に上位へ進みやすい。だが準決勝・決勝はトップ同士の対戦になり、ラインの主導権争いやスタート位置の取り合いが激しくなる。同じ選手でも、序盤と終盤では狙い方を変える必要がある。
| 段階 | 傾向 | 予想の目安 |
|---|---|---|
| 予選 | 力の差が出やすい | 格上・自力型の信頼度が比較的高い |
| 二次予選・選抜 | 展開が締まり始める | ラインの並びと番手の実力を重視 |
| 準決勝 | 実力上位が集まる | 展開勝負。まくり・差しの一発も警戒 |
| 決勝 | トップ同士の総力戦 | 主導権争いと最終直線の攻防を読む |
初日から決勝まで、同じ物差しで買い続けると足をすくわれる。序盤は「力」、終盤は「展開」。この切り替えを意識するだけで、無駄な外しは減る。
予想の土台①|ラインと隊列を読む
競輪予想の土台は、なんといってもラインだ。GIは全国のトップが集まるため、普段以上に「地区」でのつながりが並びを左右する。北日本、関東、南関東、中部、近畿、中国、四国、九州——同じ地区・同県の選手はラインを組みやすく、その結束がレースを動かす。
見るべきは3点。誰が先行するのか、その番手に誰が付くのか、そして3番手が離れないかだ。強い自力型の番手に実力ある追込み型が収まったラインは、それだけで信頼度が上がる。逆に、番手の力が足りないラインは、せっかく先行しても外からまくられて総崩れになりやすい。
番手・3番手・単騎の扱い方
ラインの中でも、位置によって役割はまるで違う。ここを混同すると狙いがぼやける。
- 先頭(自力型):ラインの主導権を握る。押し切れるか、まくられないかがすべての起点。
- 番手:先頭の風よけを受けつつ、最後は自分で差し切る力が問われる。ここが強いラインは堅い。
- 3番手:離れずに続けるかが焦点。離れる並びは3着が荒れる予兆になりやすい。
- 単騎:ラインを持たない選手。不利に見えて、ライン同士の潰し合いの「漁夫の利」を拾うことがある。人気薄なら押さえに一考の価値あり。
単騎選手を軽視しないこと。強力なライン同士が主導権を奪い合って共倒れした後方から、単騎の自在型が一気に突き抜ける——GIではこの決着が、忘れたころに飛び出す。

隊列と位置取り|スロー・カマシという展開語
もう一歩踏み込むと、レースは「隊列がどう動くか」で読める。序盤にゆっくり周回する「スロー」な立ち上がりになれば、内で我慢したラインが有利になりやすい。逆に、早い段階から一気に主導権を奪いにいく「カマシ」が決まると、後方のラインは置いていかれる。並びを見て「このメンバーなら、どんな隊列になりそうか」を一枚絵で想像できると、買い目の精度は一段上がる。
予想の土台②|脚質・決まり手とバンク適性
同じトップ選手でも、開催される競輪場のバンクによって有利・不利が変わる。ここを見落とすと、実力どおりに買っても足をすくわれる。
競輪場の走路は主に333m・400m・500mの3規格。一般的に、短走路(333m)や直線の短いバンクは先行・逃げが残りやすく、長走路(500m)や直線の長いバンクはまくり・差しが決まりやすいと言われる。もちろん風やカント、その日の並び次第で傾向は動くので、あくまで出発点として押さえておく程度でいい。
決まり手は逃げ・まくり・差し・マークの4つ。出走表には各選手の決まり手傾向が示されるので、「このバンクで、この脚質の選手が力を出しやすいか」を照らし合わせる。先行有利のバンクに強力な逃げ屋が入れば、その番手までを厚く狙う。まくりが決まりやすいバンクなら、後方に構える自在型の一発も計算に入れる。

2026年の舞台・松山競輪場をどう攻めるか
今大会の会場は松山競輪場。予想の前に、このバンクの性格を押さえておきたい。数値はこうだ。
| 項目 | 松山競輪場 | 予想への影響 |
|---|---|---|
| バンク周長 | 400m(標準) | 脚質の極端な有利不利は出にくく、実力とラインが素直に出やすい |
| みなし直線 | 58.6m(長め) | 最後に並びかける時間があり、番手の差し・外の追込が届きやすい |
| カント | 約34度(きつめ) | コーナーでスピードが乗り、後方からのまくりが決まりやすい |
要点はシンプルだ。松山は「直線が長め+カントがきつめ」で、まくり・差し・追込が届きやすいバンク。単騎の逃げ切りは分が悪く、先行一車をそのまま信頼するのは危うい。とはいえ、強力なライン先行が番手ごと押し切る決着もあるので、逃げを頭から消すのも危険だ。

狙い方の芯は、①先行ラインの番手(差し・粘り)を厚めに、②他ラインに強力なまくり型・追込型がいれば必ず相手に加える、の二つ。GIは自力型がそろうぶん、松山のカントを活かした後方からの一撃が、人気を裏切る場面を生みやすい。バンクの詳しい攻略は松山競輪場の予想・攻略ガイドにまとめてある。会場の下調べは、それだけで一歩リードだ。
予想の土台③|オッズと人気を読む
ラインと脚質で狙いを固めたら、最後にオッズを重ねる。ここで見たいのは、**人気と実力の「ズレ」**だ。
競輪のオッズは、多くの人の予想が集まった結果にすぎない。実力があるのに、地味な戦法や不人気地区というだけで過小評価される選手は必ずいる。逆に、名前が売れているぶんだけ買われすぎている本命もいる。予想が当たるかどうかは、この歪みを見つけられるかにかかっている。
狙いたいのは、「自分の見立てでは上位に来るはずなのに、オッズがついている」組み合わせだ。人気の本命ラインを本線に置きつつ、妙味のある伏兵を押さえに一枚差し込む。全部を本命で固めると、当たっても配当が伸びない。かといって穴ばかり狙えば当たらない。本命と妙味のバランスを、オッズを見ながら調整する。ここが車券の腕の見せどころだ。
車券の組み立てと資金管理
「GIは実力上位が集まるから堅い」と思われがちだ。だが、全レースで本命サイドを買い続けて回収率が100%を超えるほど、競輪は甘くない。実力が拮抗するからこそ、主導権争いのアヤや、わずかなスタートの遅れが着順を大きく動かす。堅く収まる決勝もあれば、人気を裏切る決着もある。それがGIだ。
賭式の選び方
初心者や、まず楽しみたい人には、当てやすい賭式から入るのがいい。3着までに入る2車を当てるワイドや、1〜2着の組を当てる2車複なら、的中の手応えをつかみやすい。慣れてきたら、狙いのラインを軸に3連単をフォーメーションで組むと、点数を抑えながら本線と押さえを両立できる。
| タイプ | 向いている賭式 | 狙い |
|---|---|---|
| まず当てたい | ワイド・2車複 | 的中率重視。手応えをつかむ |
| バランス型 | 2車単・3連複 | 的中と配当の折り合い |
| 配当を狙う | 3連単フォーメーション | 点数管理しつつ大きい配当を狙う |
フォーメーションで点数を管理する
3連単は当たれば大きいが、手を広げるほど点数が膨らんで元が取れなくなる。そこで、軸を決めて相手を絞るフォーメーションが効く。買い目の点数と配当のバランスを確認したいときは、フォーメーション計算ツールを使うと便利だ。頭の中だけで考えるより、点数が可視化されると「買いすぎ」を防げる。
資金配分の考え方
大事なのは、当てることそのものより、続けられることだ。1レースに全額を突っ込めば、一度の外しで終わってしまう。予算を先に決め、1レースあたりの上限を区切る。本線に厚く、押さえに薄く。この当たり前を守れる人が、長くこの遊びを楽しめる。
出走表が出たら、こう動く|予想の手順
考え方を並べても、いざ出走表を前にすると手が止まる——という人は多い。そこで、当日の動き方を手順に落とし込んでおく。準決勝・決勝を想定した流れだ。
| 手順 | 見るもの | 判断のポイント |
|---|---|---|
| ① 並びを確認 | ライン(誰と誰が組むか) | 主導権を取りそうなラインを一本決める |
| ② 自力型を比較 | 先行・まくりの実力 | 主導権ラインの先頭が押し切れるか、まくられないか |
| ③ 番手を評価 | 追込み型の力 | 強いラインでも番手が弱ければ信頼度を下げる |
| ④ バンク適性を照合 | 走路の規格・直線の長さ | 先行有利か、まくり・差し有利かで狙いを調整 |
| ⑤ オッズを重ねる | 人気と実力のズレ | 妙味のある伏兵を押さえに加える |
| ⑥ 車券を組む | 賭式・点数 | 軸を決め、対抗とヒモを絞って点数を管理 |

この順番の狙いは、「強い選手を上から並べる」発想から抜け出すことにある。競輪は個人の強さだけでなく、ラインという集団戦で着順が決まる。だからまず並びを見て、次に脚、そのあとバンクとオッズ——という順で絞ると、買い目がぶれにくい。
説明用の想定例で流れをつかむ
言葉だけだと分かりにくいので、動かし方を具体化してみる。以下はあくまで説明のための架空の想定であり、実在の開催・選手・結果とは関係がない。
たとえば松山の決勝で、Aライン(先行力の高い自力型+実力ある番手+3番手)と、Bライン(自在型の強力なまくり屋+番手)が並んだとする。松山は直線が長めでカントもきつく、まくり・差しが届きやすい。この条件なら、まず主導権を取りそうなAラインを軸に置きつつ、頭は「先頭の逃げ切り」より「番手の差し」を本線に考えたい。直線が長いぶん、番手が最後に前を捕らえる余地が大きいからだ。
一方で、松山のカントはBラインのまくり屋にとって絶好の舞台でもある。Aの先行が飲み込まれる展開も十分あるので、Bのまくり炸裂を押さえに置く。こうして「本線=Aの番手が差し切る」「押さえ=Bのまくり一閃」の二本立てにしておけば、堅い決着にも波乱にも対応できる。想定を二つ持っておくのが、GIの荒れに備えるコツだ。
過去の傾向をどう使うか|データは「断定」ではなく「重み付け」に
レース特集を読むと、つい「過去はこうだったから今年もこう」と決めつけたくなる。だが、開催地もメンバーも毎年変わるオールスターでは、過去の結果をそのまま当てはめるのは危うい。
過去のデータは、当たり外れの予言ではなく、判断の重み付けに使うのが正しい。たとえば「決勝は先行有利のバンクで逃げ・番手が残りやすかった」という傾向があれば、それは今年の並びを見るときの一つの物差しになる。逆に、今年のメンバーに過去とは毛色の違う強力なまくり屋がそろっていれば、その物差しは修正すべきだ。
具体的には、過去数年の決勝の決まり手、主導権を取ったラインがそのまま上位に来たか、それとも後方から差し込まれたか——このあたりを「傾向」として頭に入れておく。そのうえで、当年の出走表と並びで上書きする。データは出発点、最終判断はその年のメンバーで。この順序を崩さないことだ。
本日開催中のレースで、実際の並びや結果の出方を観察したい人は、本日のレース・払戻や本日の無料予想もあわせてチェックしておくと、GI本番での「見る目」が養える。
観戦をもっと楽しむ|ライブ・ネット・現地
オールスターは、予想して当てるだけの大会ではない。ドリームレースの緊張感、決勝のゴール前の攻防は、映像でも十分に伝わる。KEIRIN.JPなどではライブ中継が用意されることが多く、スマホひとつで全レースを追える。現地に足を運べば、選手のもがきの迫力、バンクを風が抜ける音まで体で感じられる。
予想の腕を上げたいなら、買っていないレースこそ真剣に見るといい。並びと隊列がどう動き、どの決まり手が決まったか。答え合わせを重ねるほど、次の出走表を読む解像度が上がっていく。
予想サイトを使うときの注意
GIになると「無料予想」「買い目公開」をうたう予想サイトの情報が一気に増える。参考にすること自体は悪くない。ただ、うのみにするのは危険だ。的中実績をあとから書き換えるサイト、根拠の薄い「自信度MAX」を連呼するサイト、登録後に高額プランへ誘導するサイト——競輪の世界にも、そうした悪質なものは存在する。
見極めの基本は、的中実績が検証可能か、料金や運営情報が明示されているか、口コミが極端に偏っていないか。この3点だ。編集部が根拠付きで選んだ優良な競輪予想サイトはこちらで確認できる。逆に、注意すべきサイトの手口は詐欺サイトの手口を解説した記事で整理している。大舞台で熱くなっているときほど、冷静な目を持っておきたい。
競輪GI用語ミニ辞典
オールスターから競輪に触れた人向けに、この記事で出てきた言葉を短くまとめておく。
| 用語 | かんたんな意味 |
|---|---|
| ライン | 選手が地区などで組む縦一列のチーム |
| 自力型 | 自分の脚で前に出る選手(先行・まくり) |
| 番手 | 自力型の直後で風よけを受け、最後に差す選手 |
| 単騎 | ラインを組まず単独で走る選手 |
| 逃げ | 先頭で押し切って1着になる決まり手 |
| まくり | 後方から外を回して一気に抜く決まり手 |
| 差し | 直線で前をとらえて抜く決まり手 |
| カマシ | 早い段階で一気に主導権を奪う展開 |
| みなし直線 | 最終コーナー出口から決勝線までの直線区間 |
| ドリームレース | ファン投票上位者による初日の特別レース |
もっと基礎から知りたい人は、競輪の始め方(初心者ガイド)にひと通りまとめてある。
よくある質問(FAQ)
オールスター競輪2026はいつ・どこで開催されますか?
2026年の第69回は、松山競輪場(愛媛県松山市)で開催されます。会期は8月11日(山の日)から8月16日(日)までの6日間が予定され、最終日に決勝が組まれます。松山でのGI開催は17年ぶりです。日ごとのタイムテーブルは公式サイト・KEIRIN.JPで確認してください。
ドリームレースとオリオン賞レースの違いは?
どちらもファン投票の結果を反映した特別レースです。第69回では、投票上位9名がドリームレース、10〜18位のメンバーがオリオン賞レースに出場する予定です。いずれも初日の注目レースですが、票の順位がそのまま着順になるわけではありません。
出場選手は誰ですか?
ファン投票の結果は発表済みで、誰が票を集めたかは公式サイトで確認できます。予選から勝ち上がる選手も含めた確定メンバーと並び(ライン)予想は、当日の出走表で確認してください。本記事では特定選手の着順を予想・保証するものではありません。
初心者はどの車券から買えばいいですか?
まずは当てやすいワイドや2車複から始めるのがおすすめです。車券の種類と選び方は競輪の始め方(初心者ガイド)で詳しく解説しています。
オールスター競輪は堅い?それとも荒れる?
「実力上位が集まるから堅い」と言われることもありますが、決めつけは禁物です。トップ同士は力が拮抗するぶん、主導権争いのアヤやスタートの一瞬の差で着順が入れ替わります。順当に収まる決勝もあれば、人気を裏切る決着もある——どちらも起こり得ると考えて、本線と押さえの二本立てで備えるのが現実的です。
ドリームレースの結果はどれくらい参考になりますか?
その後の勝ち上がりを占う材料にはなりますが、初日はお祭りの側面も強く、選手が本調子を出し切らないこともあります。着順そのものより、脚の状態や仕掛けどころを観察する、くらいの温度感で見るのがおすすめです。
まとめ|オールスター競輪2026を楽しむための3つのポイント
最後に、この記事の要点を3つに絞る。
- ファン投票とドリームレースがオールスターの華。実力上位が集まる一方で、人気が主役を押し上げる物語性がある。ただし初日の結果だけで最終日を決めつけない。
- 予想の土台はライン、仕上げはオッズ。主導権を取るラインを一本決め、番手の実力とバンク適性をかけ算で見る。最後に人気と実力のズレを重ね、妙味を一枚差し込む。
- 舞台は松山、仕上げは当日の情報で。会場は400m・直線長め・カントきつめでまくり差しが届きやすい。出走表・オッズ・結果はKEIRIN.JPで確認し、当てやすい賭式から少額で楽しむ。
大舞台の予想は、当てても外しても記憶に残る。あなたはドリームの主役に、どのラインを本命として立てるだろうか。並びが発表されたら、この記事の視点で組み立ててみてほしい。
予想サイトを参考にするなら、的中実績の検証可能性・料金・運営情報まで見極めること。編集部が根拠付きで選んだ優良な競輪予想サイトはこちら。予想の考え方をさらに深めたい人は競輪予想術(攻略)の記事一覧も参考にしてほしい。















