共同通信社杯2026・富山決勝|佐々木悠葵が番手まくりでGⅡ初制覇、グランプリ圏内へ【結果・回顧】

第42回共同通信社杯競輪(富山GⅡ)の決勝は、群馬・佐々木悠葵が吉田拓矢の番手から抜け出しビッグレース初優勝。2着に小林泰正、3着に犬伏湧也。3連単10,730円の決着と、賞金ランキング7位浮上でKEIRINグランプリ出場圏へ近づいた一戦を振り返ります。
取材担当富山競輪で行われた「第42回共同通信社杯競輪」、決勝を制したのは群馬の佐々木悠葵。関東3車の番手からきっちり抜け出す、実力どおりの勝ち方でした。9月21日の決勝を、展開・着順・意味の3点で振り返ります。

共同通信社杯2026・決勝結果|佐々木悠葵がビッグ初制覇
結論から。9月21日、富山競輪場で行われた共同通信社杯の決勝は、関東ラインの番手を回った佐々木悠葵が最終盤に抜け出して優勝した。GⅢ止まりだった男が、ついにビッグレースのタイトルを掴んだ瞬間だった。
| 着 | 選手 | 支部・期 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1着 | 佐々木悠葵 | 群馬・115期 | 吉田拓矢の番手から番手まくりで抜け出す |
| 2着 | 小林泰正 | 群馬・113期 | 同じ関東勢、連結を果たす |
| 3着 | 犬伏湧也 | 徳島・119期 | 別線から追い込み3着を確保 |
3連単は10,730円。人気どころで堅く収まったわけではなく、かといって大波乱でもない、番手戦らしい中穴の決着だ。番手・進入の考え方に自信がない人は、競輪の「ライン」はなぜ崩れる?を先に読んでおくと、この決着の意味がよくわかる。
決勝の展開|吉田拓矢の先行を、佐々木が待って差す
このレースを動かしたのは、関東の主砲・吉田拓矢だった。
取材担当吉田拓矢が果敢に先行して関東3車で出切る形。番手の佐々木は慌てず脚をため、最終バックからの伸びで前を飲み込みました。番手にいた選手が最後にまくり上げる、いわゆる「番手まくり」がきれいに決まった一戦です。
先行した吉田拓矢は自身も好素材のSS班。今回は「踏み台」に見えても、この先行力こそが次のGⅠへの武器になる。吉田拓矢がどんな選手かは吉田拓矢とは?で詳しく紹介している。
佐々木悠葵、GⅡ初制覇の意味|賞金ランク7位でグランプリ圏内へ
今回の優勝は、単なる1勝ではない。優勝賞金3,390万円を加えたことで、佐々木の年間獲得賞金は8,000万円を突破。賞金ランキングを7位まで押し上げた。
グランプリの選考の仕組みはKEIRINグランプリ2026の出場選手・ボーダーラインで整理している。2026年のグランプリは12月30日にいわき平で行われる予定で、ここからの数戦がボーダー争いの山場になる。
佐々木悠葵とはどんな選手か
大学ではバスケットボールに打ち込み、自転車競技は未経験のまま競輪学校に合格した——という異色の経歴を持つ。2019年のデビュー後、2022年にGⅢ初優勝、2024年にはGⅠ決勝進出を経験し、着実に階段を上ってきた。詳しい歩みは佐々木悠葵とは?にまとめた。
ライター「自転車未経験からビッグ制覇」は、競輪ファンが応援したくなる王道のストーリー。新婚でもあり、公私ともに勢いに乗っています。車券的にも「番手なら軸」と評価を上げていい局面です。
共同通信社杯2026についてよくある質問
共同通信社杯競輪とはどんなレース?
GⅡに格付けされるビッグレースのひとつです。2026年は第42回として富山競輪場で開催され、決勝は9月21日に行われました。
決勝の決着は?
1着・佐々木悠葵、2着・小林泰正、3着・犬伏湧也。3連単は④-⑥-⑦で10,730円でした。吉田拓矢の先行を番手の佐々木が差す「番手まくり」の決着です。
優勝でグランプリ出場は決まった?
確定ではありません。優勝で賞金ランキング7位に浮上し出場圏内へ前進しましたが、最終的な出場はシーズン終盤までの賞金争いで決まります。
まとめ|努力型のビッグ初制覇、勢いはグランプリへ
- 共同通信社杯2026の決勝は佐々木悠葵が番手まくりでGⅡ初制覇
- 2着小林泰正、3着犬伏湧也。3連単④-⑥-⑦で10,730円
- 吉田拓矢の先行を信じ切った、関東ラインの理想的な決着
- 賞金ランキング7位に浮上し、KEIRINグランプリ出場圏へ前進
自転車未経験からここまで来た男が、ビッグの舞台で結果を出した。年末に向けて、佐々木悠葵の名前を覚えておいて損はない。予想の精度を上げたいなら、次のレースの狙いどころも整理しておこう。















