吉田拓矢とは?茨城の主砲・S級S班|脚質・GⅠ初制覇・競輪一家の実力者を車券目線で解説

共同通信社杯2026の決勝で先行した吉田拓矢(茨城・107期)は、取手をホームとするS級S班の主砲。デビュー後の13連勝、2021年の競輪祭(GⅠ)初制覇、そして競輪一家に生まれた背景まで。脚質「両」を軸に、強さの理由と車券での狙い方を初心者にもわかりやすく解説します。
ライター共同通信社杯2026の決勝で、果敢に先行して関東ラインを牽引したのが吉田拓矢。勝ったのは番手の佐々木でしたが、あの先行力こそ関東勢の生命線です。取手が誇るS級S班の主砲を、車券目線で掘り下げます。

吉田拓矢のプロフィール
茨城支部の主砲で、ホームバンクは取手競輪場。取手の特徴は取手競輪場の予想・攻略ガイドにまとめている。2025年12月にS級S班へ昇級し、名実ともにトップグループの一員となった。
脚質「両」|自ら駆け、まくりも打てる自在型
吉田の武器は、脚質「両」に象徴される戦法の幅の広さだ。自ら先行して主導権を握ることもできれば、番手からまくり上げることもできる。相手やライン構成に応じて、最適な戦法を選べる。
13連勝の衝撃と、GⅠ初制覇までの道
2015年のデビュー後、吉田は初勝利から13連勝という鮮烈なスタートを切り、同期の中で一番乗りでS級へ駆け上がった。若手時代から「関東の未来を背負う存在」として注目されてきた。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2015年 | デビュー、初勝利から13連勝 |
| 2017年 | GⅠで初の決勝進出 |
| 2021年11月 | 競輪祭(小倉GⅠ)でGⅠ初優勝 |
| 2025年12月 | S級S班へ昇級 |
取材担当2021年の競輪祭制覇で、若手株からトップ戦線の常連へ。26歳でKEIRINグランプリにも初出場しました。ここからは「GⅠを勝ち切る先行型」として、脇本や古性といったSS班に挑む立場です。
競輪一家に生まれて|一族に受け継がれる走り
吉田拓矢を語るうえで欠かせないのが、その血筋だ。父・吉田哲也(51期)、叔父・吉田伸二(54期)はともに元競輪選手。さらに弟の吉田昌司(111期)、吉田有希(119期)も競輪選手として走る、まさに競輪一家である。
関東の先輩・平原康多への敬意を公言し、「してもらったことを後輩に返したい」と語る姿勢も、関東勢の結束を支えている。
車券での狙い方|「先行して出切る」なら軸候補
吉田を車券でどう扱うか。ポイントは、彼が先行して主導権を握れるかだ。関東3車で出切る形なら、吉田本人も番手の選手も高く評価できる。
- 自ら先行して隊列を作る展開は、ライン全体を狙える
- 好位からのまくりが打てる高速バンク(前橋・取手など)
- 強力な番手を連れているとき(番手の差しも込みで)
先行選手を軸にするときは、番手・3番手までセットで組むのがセオリー。共同通信社杯の決勝がまさにその好例だった。決勝の詳細は共同通信社杯2026・富山決勝の回顧で、次の大舞台は寛仁親王牌2026の展望で確認できる。
吉田拓矢についてよくある質問
吉田拓矢はどこの支部?
茨城支部で、ホームバンクは取手競輪場です。1995年生まれの31歳、107期のS級S班選手です。
脚質は?先行選手なの?
脚質は「両」で、自ら先行もでき、まくりも打てる自在型です。関東ラインの起点として先行を任される場面が多いです。
家族も競輪選手って本当?
はい。父・叔父は元競輪選手、弟2人も現役の競輪選手という競輪一家です。出走が重なれば連携の可能性もあります。
まとめ|関東を背負う先行型、GⅠ制覇の再現へ
- 吉田拓矢は茨城・107期、ホームは取手のS級S班
- 脚質「両」の自在型で、自ら先行できる貴重な存在
- デビュー13連勝、2021年競輪祭でGⅠ初制覇
- 車券は「先行して出切る」展開ならライン全体が軸候補
自ら風を切って隊列を作れる選手は、それだけで価値が高い。寛仁親王牌をはじめ秋のGⅠで、吉田拓矢が再びタイトルを掴むか——関東勢の中心として、その走りに注目したい。















