記念競輪(GⅢ)とは?格・賞金・楽しみ方と予想のコツを初心者向けに解説

記念競輪(GⅢ)は各競輪場の開設周年を記念して開かれる4日制のグレードレース。GⅠ・GⅡとの違い、賞金規模、S級S班が出る理由、決勝の勝ち上がり、そして乱戦になりやすい記念の予想のコツまで、初心者にもわかりやすく解説します。
ライター「記念競輪ってGⅠとどう違うの?」——秋は全国で記念競輪が続くので、この質問をよく受けます。格・賞金・楽しみ方を整理して、予想のコツまで一気に押さえましょう。

記念競輪(GⅢ)とは?まず格を整理する
競輪のグレードは、上からGP(KEIRINグランプリ)・GⅠ・GⅡ・GⅢ、そしてFⅠ・FⅡと続く。このうち「記念競輪」と呼ばれるのがGⅢだ。各競輪場が「開設◯周年記念」として年に一度開く、いわばその競輪場のお祭り的なビッグ開催にあたる。
| グレード | 位置づけ | 例 |
|---|---|---|
| GP | 年間最高峰。年末の一発勝負 | KEIRINグランプリ |
| GⅠ | 最上位の大会 | 寛仁親王牌、オールスター、日本選手権 |
| GⅡ | GⅠに次ぐ大会 | 共同通信社杯、サマーナイトフェスティバル |
| GⅢ | 各場の記念競輪 | 平安賞、善知鳥杯争奪戦 など |
| FⅠ・FⅡ | 通常開催 | 全国で日常的に開催 |
「GⅢだから格が低い」と侮ってはいけない。周年記念には賞金やタイトルの価値を求めてS級S班のトップ選手が参戦することも多く、GⅠ級の顔ぶれが見られる開催も珍しくない。実際、2026年9月の平安賞in奈良は古性優作が制した(平安賞in奈良2026の結果・回顧)。
記念競輪の日程と勝ち上がり|4日制が基本
記念競輪は原則4日制で行われる。初日から予選を戦い、準決勝を勝ち抜いた選手が最終日の決勝に進む。この「勝ち上がり」を理解しておくと、シリーズを通して選手の調子や並びの変化を追えるようになる。
初日メインには「◯◯杯」といった特別レースが組まれることも多く、注目選手が序盤から登場する。最終日の決勝だけでなく、準決勝の勝ち上がりから見ておくと、決勝の並びが読みやすくなる。
S級S班が記念に出るのはなぜ?
「トップ選手はGⅠだけ走るのでは?」と思うかもしれない。だが記念競輪にS級S班が出るのには理由がある。
年間の賞金ランキングは年末のグランプリ出場に直結する。だからトップ選手は、記念競輪でもコツコツ勝ち星を積む。ファンにとっては、GⅠより落ち着いた雰囲気でスター選手の走りを間近に楽しめる貴重な機会でもある。
記念競輪の予想のコツ|乱戦を味方につける
記念競輪の醍醐味は、メンバーが割れやすく乱戦・好配当になりやすいこと。GⅠほど実力が突出した選手ばかりではないため、地元勢や地区の連携が結果を大きく左右する。
とくに「決まり手」の傾向は要チェックだ。バンクによって逃げ・まくりが決まりやすい場と、直線で差しが届く場がある。平安賞in奈良の決勝が好位差しで決まったように、直線が生きるバンクでは自在型・追込型を厚めに買う発想が有効になる。各競輪場の特徴は競輪場ガイドで確認できる。
買い目の点数管理にはフォーメーション計算ツールが便利だ。乱戦になるほど、点数と資金配分を先に決めておく価値がある。
記念競輪についてよくある質問
Q. 記念競輪とGⅠの違いは?
記念競輪はGⅢで、各競輪場の開設周年を記念して開かれる4日制の大会です。GⅠは寛仁親王牌やオールスターなど最上位の大会で、賞金規模も出場選考も別格です。ただしGⅢにもトップ選手が出ることは多いです。
Q. 記念競輪は何日間ある?
原則4日制です。予選から準決勝を勝ち抜いた選手が最終日の決勝に進みます。
Q. 記念は荒れやすい?
GⅠほど実力が突出した選手ばかりではないため、メンバーが割れて乱戦・好配当になりやすい傾向があります。地元勢の奮起や地区連携が結果を左右しやすいのも特徴です。
Q. 初心者はどこから見るのがいい?
まずは最終日の決勝と、その前の準決勝を追うのがおすすめです。勝ち上がりの内容から選手の調子と並びが見えてきます。
まとめ|記念競輪は「身近なビッグレース」
- 記念競輪はGⅢ、各競輪場の開設周年を祝う4日制の大会
- 格はGⅠ・GⅡの下でも、S級S班のトップ選手が出ることが多い
- 予選→準決勝→決勝の勝ち上がりで最終日を目指す
- メンバーが割れやすく乱戦・好配当になりやすいのが予想の面白さ
秋は全国で記念競輪が続く。まずは近場の記念から、勝ち上がりを追って楽しんでみてほしい。予想の材料には、編集部が検証した競輪予想サイトの比較や本日のレース・結果も役立つ。















