寛仁親王牌2026・弥彦決勝|石原颯がまくりでGI初制覇、近畿勢は全滅の波乱【結果・回顧】

第35回寛仁親王牌・世界選手権記念(弥彦GI)の決勝は、香川・石原颯が3番手からのまくりで押し切りGI初タイトル。2着松本貴治、3着吉田拓矢、三連単3→9→2で2,380円。古性優作ら近畿勢が決勝進出ゼロに終わった波乱の一戦を、展開・配当・意味の3点で振り返ります。
取材担当弥彦で行われたGI「第35回寛仁親王牌・世界選手権記念」。決勝を制したのは、26歳の石原颯でした。先行自在の若武者が、大一番でまくりを決めてGI初タイトル。しかも近畿勢は決勝に一人も残れないという、下馬評をひっくり返す結末でした。10月12日の決勝を振り返ります。

寛仁親王牌2026・決勝結果|石原颯がまくりでGI初制覇
結論から書く。10月12日、弥彦競輪場で行われた寛仁親王牌の決勝は、香川の石原颯が中団から一気にまくり上げて優勝した。GIII止まりだった男が、ついに特別競輪(GI)のタイトルを手にした瞬間だ。決勝タイムは3分30秒4だった。
| 着 | 車番 | 選手 | 支部 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | 3 | 石原颯 | 香川・117期 | 中団からまくって押し切る |
| 2着 | 9 | 松本貴治 | 愛媛 | 石原の後ろから連結、四国でワンツー |
| 3着 | 2 | 吉田拓矢 | 茨城 | 関東勢で唯一上位に粘り込む |
四国勢がワンツーを決めた形だ。石原と松本、同じ四国の2人が1・2着でゴール板を通過した。
配当は手堅い3→9→2の2,380円
決勝の三連単は3→9→2。配当は2,380円と、GIの決勝としては堅めにおさまった。優勝候補の一角だった石原が順当に勝ち切り、連下も実力者で固まった結果と言える。
| 券種 | 目 | 配当 |
|---|---|---|
| 三連単 | 3→9→2 | 2,380円 |
ライター派手な大穴ではありません。ただ「堅い=つまらない」とは限らないのが競輪です。実力者が力を出し切った決着は、脚質や勢いを読めていた人ほど納得感がある。石原の充実ぶりを事前に評価できたかどうか——そこが分かれ目でした。
なぜ石原颯が勝てたのか|編集部の見方
ここからは編集部の解釈として、勝因を読み解いていく。断定ではなく「こう見ている」という整理だ。
石原颯はもともと先行で駆ける自力型だが、この決勝では無理に突っ張らず、中団で脚をためてからのまくりに徹した。GIの決勝は力と力のぶつかり合いになりやすく、先行一本槍では番手や外から差し込まれる。展開を一度見てから踏み込む——その判断の冷静さが、26歳とは思えない落ち着きだった。
石原は2026年に入ってからGIII初優勝、通算200勝を達成するなど、数字の面でも上り調子だった。「最多勝は獲れるが大きいところは獲れない」という評価を、自ら書き換えた一勝である。選手としての詳しい歩みは別記事の石原颯のプロフィール解説で掘り下げている。
波乱の正体|古性優作ら近畿勢が決勝ゼロ
今回の決勝で、多くのファンが「あれ?」と思ったはずだ。優勝候補に名前が挙がっていた近畿勢が、決勝に一人も残れなかった。古性優作をはじめ、上位人気に推されていた選手たちが準決勝までで姿を消した。
GIは一発勝負のトーナメントだ。実力がそのまま結果になるとは限らない。並び、展開、ちょっとした位置取りの差で、トップ選手でもあっさり敗退する。そこが競輪の難しさであり、面白さでもある。
Aさん近畿が全滅するなんて思わなかった。本命サイドを信じて痛い目を見た人、多いんじゃないかな。
Bさん逆に石原を評価できてた人は報われた節。人気の裏に調子のいい自力型がいないか、毎回チェックしないとね。
2着・3着も読みどころ|四国ワンツーと吉田拓矢の粘り
2着に入った松本貴治は、石原の番手から離れずに連結。四国勢でのワンツーは、ラインの結束が最後まで崩れなかった証だ。先行・まくりで前が動いたとき、後ろがどこまで食らいついていけるか——その「連結力」が配当を左右する。
3着の吉田拓矢は、関東勢で唯一上位に粘り込んだ。別線から自分の形を作れないなかで、最低限の着を確保したあたりはさすがの実力者。吉田の脚質や強みは吉田拓矢のプロフィールで詳しく触れている。
この一戦を車券にどう活かすか
石原のように「勢いのある自力型」を事前に拾えるかどうかは、日々のレースをどれだけ見ているかで決まる。買い目を組むときは、フォーメーション計算ツールで三連単の点数を整理しておくと、本命サイドと押さえのバランスを取りやすい。開催中のレースや結果は本日のレースから追える。
よくある質問
Q. 寛仁親王牌はどのくらい格の高いレースですか?
寛仁親王牌・世界選手権記念は、競輪の特別競輪(GI)のひとつです。GIは年に数回しかない最高峰クラスの開催で、出場には厳しい選考を勝ち抜く必要があります。GIIIの記念競輪より一段上の舞台だと考えてください。格の違いは記念競輪(GⅢ)の解説と読み比べると分かりやすいです。
Q. 石原颯はどんな選手ですか?
香川・117期の26歳で、ホームバンクは高松競輪場。もともと先行で駆ける自力型で、2年連続でS級最多勝を獲得するなど勝負強さが光ります。この優勝がGI初制覇でした。詳しくは石原颯のプロフィールで解説しています。
Q. なぜ配当が堅くなったのですか?
優勝候補の一角だった石原が順当に勝ち切り、連下も実力者で固まったためです。GIの決勝でも、力のある自力型がすんなり展開を作れると、配当は意外と落ち着くことがあります。荒れる条件を知りたい人は万車券の狙い方も参考に。
まとめ|若き自力型が塗り替えた勢力図
寛仁親王牌2026は、石原颯という26歳の自力型が、まくり一発でGIのタイトルをもぎ取った大会だった。近畿勢の決勝ゼロという波乱もあり、「トップ選手でも節ごとに調子は変わる」という競輪の本質を、あらためて突きつけられた一戦でもある。
名前で買うのではなく、その節で調子を上げている自力型を見つける。地味だが、これが特別競輪を楽しむいちばんの近道だと編集部は考えている。信頼できる予想を探している人は、編集部が検証した優良予想サイトのまとめもあわせてチェックしてほしい。
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